今の子どもたちの人気の職業で上位に入る漫画家やイラストレーター。なりたいというお子さんも多いのではないでしょうか？でも趣味の範囲だしそんなにお金を使わせたくないという親御さんから、趣味でも極めればプロになれるのだから今から将来のために投資してあげたいという親御さんまで様々な考えがあると思います。どちらもお子さんの趣味を理解し、尊重しているという点では素晴らしいことです。極端なことを言えば、紙とえんぴつさえあれば漫画もイラストも練習することができます。しかし、プロの使っているツールを真似して使ってみるだけでもお子さんの好奇心や向上心はぐっと上がると思います。この記事では、お金のあまりかからないアナログでの道具や入門書から本格的なデジタルでの作画ができるツールまでをご紹介したいと思います。
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ペンとインクで描く
一番手軽に始められる方法の一つがペンとインクとマンガ原稿用紙を用意することです。カラーイラストなどを描くならカラーマーカーや色鉛筆なども必要になってきますが、いきなりデジタルでのお絵描きを始めるよりはずっと安い値段で揃えることができます。スターターセットなどを試しに購入することから始めてみるといいかもしれません。
小学生漫画入門のおすすめ本
小学生でもわかりやすい説明で、漫画を読みながら描き方を覚えられる入門書です。漫画を描いてみたいという娘に買ってあげたら読みながらよく漫画の練習をしています。漫画の基本的な描き方から漫画の発表の仕方まで詳しく載っているので、知識ゼロからでも参考になる1冊だと思います。
デジタルで描く
現在、一般的になっているのがデジタルでの作画です。ほとんどの漫画やイラストがパソコンやiPadなどのデジタル機器で描かれていると言ってもいいでしょう。しかし、趣味として始めるには初期投資にお金がかかるのが難点ではあります。でもデジタルでの作画を覚えれば作品の発表はぐんと楽になり、プロになるにしても必須のスキルと言えます。
パソコンやiPadはピンキリの値段で色々あるのでここでの紹介は割愛します。PCゲームができるくらいのスペックのパソコンであればだいたいお絵描きソフトもスムーズに動くと思います。
おすすめのソフト
おすすめのソフトは断然CLIP STUDIO PAINTです。Photoshopほどの機能はついていませんが、漫画やイラスト製作に必要な機能は揃っていて直観的に使いやすいです。無料体験もできるので、一度触ってみてから製品版を購入することもできます。保存は出来ないそうなので、デジタルでのお絵描き体験として利用してみるのも良いと思います。
おすすめの本
小学生対象というわけではありませんが、CLIP STUDIO の使い方からイラストの塗り方まで丁寧に説明されている本なので、ステップアップしながらイラストの塗り方を勉強できると思います。様々なテイストのイラストの塗り方に対応していて、自分の絵柄や好みに合った塗り方を学ぶことができます。こちらのリンクはkindle版での書籍になりますのでご注意ください。
お絵描きを習ってみる
実際に道具を揃えてみてお絵描きの練習を始めてみたけど、独学ではなかなか上達しないな、もっとクオリティの高いイラストを学びたいなという方のためにお絵描きのオンラインレッスンをおすすめします。
プロのイラストレーターや絵本作家から学べるデジタルイラストのオンラインレッスンです。レベルに応じてレッスンも割り振られているので、自分のレベルに合ったレッスンを受けられます。無料体験もあるので、どんなレッスンを受けられるのか体験してみることもできます。
おわりに
私も一時期漫画家を目指していたことがあって、漫画やイラストを描くことに親の理解があったらなぁと思うことがあります。子どもの趣味なので途中で飽きたりやめてしまうこともあるかもしれません。でも子どもの「好き」という気持ちを尊重してあげることは親子関係でも大事なことだと思います。もし、子どもさんが漫画やイラストを描いてみたいと言うならできることから応援してあげて欲しいなと思います。
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