夜間授乳も楽に!ミルクの調乳時短方法

 赤ちゃんが生まれて思ったより母乳が出なかったり、服薬等の事情で、混合またはミルク育児をしているママも多いと思います。私自身も母乳があまり出ない体質なので、生後3か月には完全ミルクでの育児になりました。ミルクは腹持ちが良く授乳間隔を空けることが出来たり、誰でも与えることができるのでママ以外の家族の育児参加のきっかけになるなどメリットもたくさんあります。その一方で哺乳瓶の消毒や調乳など手間のかかる一面もあります。そんな手間が少しでも減らせる工夫をご紹介したいと思います。

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買って便利だったミルク育児用品

 私がミルク育児で使っているのは、哺乳瓶2本レンジ哺乳瓶消毒ケース調乳ポットだけです。まだ生後3か月なのでこれからミルクを飲む量が増え、哺乳瓶の買い替えなどはあるかもしれませんが、今はこれだけで十分です。(ちょっお掃除前のお台所ですみません)

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レンジ哺乳瓶消毒ケース

 これは本当におすすめです。専用のケースに洗った哺乳瓶と少量の水を入れて、レンジでチンするだけで哺乳瓶の消毒が出来ます。以前はミルトンなどの消毒液を使って消毒をしていたのですが、授乳回数が頻繁で消毒液につけておく時間が間に合わなかったり、どの哺乳瓶が消毒が終わっているのかわからなくなってしまっていたのでレンジでチンするタイプの消毒ケースに変えました。レンジで消毒が終わったあとは高温になっているのでやけどには注意が必要ですが、デメリットと言えるほどの大きな欠点もありません。夜間の授乳でつい哺乳瓶を消毒せずに寝てしまって、気付いたらもう次の授乳時間になっていた…なんていうピンチにも対応できるので便利です。

調乳ポット

 これは必要ないかなと買うか迷ったのですが、夜間の授乳を考えたらあったほうがいいだろうなと思い、出産後の入院中にAmazonでポチリました。そしてやっぱりあった方が便利でした。これもレンジでチンするだけで調乳用のお湯が作れて、調乳に必要な70℃以上の温度で保温してくれます。夜間は本当にお湯を沸かして調乳してミルクを適温まで冷ますという手間がきついので、お湯を沸かさなくていいだけでもかなり楽になります。調乳ポットのお湯を出来上がり量の半分ほど入れミルクをシャカシャカして殺菌したあと、湯冷ましを出来上がり量まで入れれば、とても簡単に適温のミルクができます。

私の実践してる時短調乳法

①まずは哺乳瓶を2本準備します。1本は授乳用、1本は湯冷まし用に使います。

②調乳ポットでお湯を沸かし、湯冷まし用の哺乳瓶に取り分けます。そしてその哺乳瓶を氷水や流水などですばやく冷まして冷蔵庫に入れておきます。

③調乳時に授乳用の哺乳瓶にミルクの粉を必要な分入れて、調乳ポットのお湯を出来上がりの量の半分か半分より少し多いくらい入れ、しっかりと混ぜ溶かします。

④冷蔵庫で冷やしておいた湯冷ましの入った哺乳瓶から出来上がりの量まで湯冷ましを入れれば完成です。たまにうまく適温にできない場合があるので、その時は人肌の温度まで冷ましてから飲ませてください。

 湯冷まし用に哺乳瓶を使うと1日数回湯冷ましを作り直さないといけないのでもっと大きな容器のほうがいいのでは?と思ったのですが、湯冷まし用の容器も1日に1度は消毒したほうが良いので、レンジ哺乳瓶消毒ケースで簡単に消毒が出来るサイズである哺乳瓶を使っています。

 あと、調乳ポットで気を付けないといけないのがお湯の温度です。たまに保温するヒーターにきちんとポットがセットできていないことがあり、お湯の温度が下がってしまっていることがありました。70℃以下のお湯で調乳するのは危険なので、お湯の温度が低いなと感じたら沸かしなおすようにしてください。

最後に

 これは私の調乳方法の一例なので、ご自身がやりやすい方法で調乳するのが一番です。参考程度にしていただけたらと思います。また、ご紹介したレンジ哺乳瓶消毒ケースや調乳ポットはメーカーによって使い方が違うと思うので、必ず説明書を読んだ上で使用してください。ご紹介したのは安全に配慮した私なりの調乳方法ではありますが、万が一情報が間違っていた場合は指摘していただけると助かります。また、この記事の内容で不利益などが生じた場合でも責任は取れませんのでご自身の判断で参考にしていただけたらと思います。

 子育て「時短」「楽に」という言葉に眉をひそめる方もいるかもしれません。もちろん、子どもにしっかり手をかけて育てることは素晴らしいことだと思います。しかし、子育てを「完璧に」「手抜きなんてしない」と眉間にしわを寄せて赤ちゃんのお世話をするよりも、少し手抜きでも時短でもママやパパが子育てを楽しいと思える瞬間があったほうが赤ちゃんにとってもプラスになるはずです。この記事が少し肩の力を抜いて赤ちゃんと向き合ってみるきっかけになるとなるといいなと思っています。

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